ホームページ制作

ホームページ制作

目次

自分で作れる?ホームページの作り方とは?

ホームページ作成の選択肢は多い

ホームページを自分で作る場合、以下のような手段があります。

  1. JimdoWix等のホームページ作成サービスを利用
  2. BiNDホームページビルダーなどのホームページ作成ツールを利用(レンタルサーバーの契約が必須
  3. WordPressMovable TypeなどのCMS(Contents Management System)を利用(レンタルサーバーの契約が必須

難易度としては(3)>=(2)>(1)といったところでしょうか。

無料ホームページ作成サービスはデメリットが大きい

ただし、(1)のホームページ作成サービスは、無料で敷居は低いように見える一方で、

  1. 無料プランだと、独自ドメインが使えず、他社の広告が表示される。
  2. 独自ドメインを使うには月額費用のプランに加入する必要がある

という大きなデメリットがあります

ですから、ホームページ作成サービスの無料プランは、ビジネス利用には向きません。

有料プランについても、例えばJimdoの有料プランは月額990円~ですが、月額500円程度のレンタルサーバーでWordpressを構築することもできますので、運用コストの面では最安であるとは言えません。

また、操作画面は簡単のように見えて意外と難しく、デザインの作り込みが困難です(しかも非力なPCでは動作が重い)。体感的にはページスピードもあまり早くないように思えます。

このように、無料ホームページ作成サービスは、初期費用の面では優れていますが、こと成果が求められるビジネス用途のホームページ作成にはやや不向きと思われます。

素人が見栄えの良いホームページを作るのは困難

では、上記(2)のホームページ作成ツールや(3)WordpressなどのCMSを使って自分で制作できるか?ということですが、あまりお勧めはできません

ホームページ作成ツールもWordpressもテンプレートやテーマがあるとはいえ、基本的にデザインは自分でしなくてはいけません。

筆者は事業者様のコンサルを通じて沢山のホームページを見てきましたが、正直なところ事業者様が自分で作ったというホームページは良くないどころか悲惨な出来と言わざるを得ないものが大半です。

ホームページは、デザインが全てではなく、それ以外の要素が半分以上を占めていますが、成果を上げるためには(それで商売している以上)一定程度の見栄えが求められます。

デザインばかり殊更求めても意味はありませんが、重要であることに変わりありません。

弊社もデザインはそれほど得意ではありませんので、見栄えの良い有料テーマをカスタマイズしますが、やはり商品・サービスが視覚的に分かるように時間をかけて構築していきます。

とはいっても、「予算がないから自分で作るしかない」という事業者様もいると思いますので、安くホームページを外注する方法についてご紹介したいと思います。

とにかく安くホームページを外注したい場合は?

ホームページの外注金額は、ピンキリです。

10万円程度から請け負うところもあるかと思いますし、弊社のようにやや高めに設定しているところもあります。

安い値段設定をしている業者は、単純に実績不足のところもありますし、作成ページ数を少なく設定している、Wordpress設置のみにする、などの制限をしているケースも多いようです。また、基本料金とオプションで分けて、安く見せかけているケースもあります

しかし、ホームページは集客や売上を伸ばすことがその本来的な役割であり、コストだけでなくパフォーマンス面が特に重要です。

コストが10万円でも、パフォーマンスが0円であれば、投資対効果はゼロですし、投資回収もできません。

「ページ数や機能で幾ら」「オプションで幾ら」というようにコスト面ばかりに目が行くと、パフォーマンス面がおざなりになり、お金をかける意味が全く無くなってしまいます。

ですから、予算が少ない、お金をかけられないということであれば、「小規模事業者持続化補助金」を使って費用の2/3を補助してもらうことをお勧めしています。

例えば、ホームページ外注費が60万円かかるとしても、持ち出しは20万円で済みます。60万円の製作費であればそこそこのホームページが作れますので、20万円を早期に投資回収できる可能性が高まります。

自分で作成するのと発注するのどちらがいい?

自分で制作 弊社が制作
デザイン(見た目)

大体汚くなります。

有料テーマを利用。

写真撮影をプロのカメラマンに依頼。

費用

無料~レンタルサーバー代等

納期・完成スピード

作りかけで終わるケースがよくあります。

1ヶ月~3カ月(制作、分析、改善の工程を含む)

ビジネス上のメリット

とりあえず作っただけは成果は上がりません。

経営・マーケティング、Web集客のノウハウを持ったコンサルが対応。

また、独自ドメインを利用。

モバイル対応

できることはできるが、それなりの知識が必要。

スマホ、タブレットに完全対応。

サポート

商工会議所等のサポートは受けられるが、作ってはくれません。

アフターフォローあり(有料)。

※「自分で制作」とは、Wix等の無料サービスや自身でHTMLコーディングをすることを想定しています。

弊社が選ばれる理由

  1. 豊富なサイト制作実績
  2. 経営・マーケティングに精通した専門家(中小企業診断士)が対応
  3. 競合他社(他サイト)分析によるコンテンツ作成
  4. 各種Webメディアやネットショップを運営してきた生きたノウハウ
  5. 訪問またはリモートでしっかりとお話を聞き、商品やサービスの強みを明確に
  6. シンプルな料金体系
  7. 最終的には、事業者様ご自身で記事追加・更新、セキュリティ・機能のアップデートができる状態で納品

料金プラン

金額 60万円(税込)

小規模事業者持続化補助金を使った場合は実質20万円(税込)

ページ数 概ね10ページ程度目安

※他社の動向や商品・サービスによって必要なランディングページが異なります。調査・分析・お打ち合わせの上、決定します。

システム WordPress
デザイン テーマ(使用料込)

※完全独自デザインご希望の場合は別途お見積り

その他
  • 独自ドメイン(取得費用は別途)
  • ブログ設置費込
  • SEO対策費込
  • 写真撮影料込
  • 多言語対応別途
  • レンタルサーバー代別途

こんなホームページ制作会社には要注意!

私が、多くの事業者様をコンサルする中で、基本料金自体を安く見せかけ、以下のようにオプションや運用保守費用でお金を巻き上げようとする業者に多く遭遇しました。

  1. モバイル対応が別料金(オプション)
  2. SEO対策費用が別料金(オプション)
  3. 自分で記事更新・機能更新できるような仕組みにしてくれず、記事更新は別料金と言われた。
  4. (Wordpressを入れ)独自デザイン(テーマ)にしたが、Wordpressのコア・アップデートで崩れてしまうかもしれないから、運用保守契約が必要と言われた

これらはホームページ業者が、技術的なことが分からない事業者の足元を見て言っているだけに過ぎません。

なぜならば、WordPressにしさえすれば(4)以外が全てが解決するからです。

  1. WordPressテーマ(デザイン)は現在、有料・無料を問わず、ほぼ全てがモバイル対応(レシポンシブ化)されている。
  2. SEOは現在「内部対策」が主流であるが、WordPressテーマ(デザイン)は既に内部対策されているものが殆ど。※ただし、SEO対策には質の高いコンテンツ作りが欠かせず、内部対策されていても検索順位が上がる訳ではない。
  3. 自分で記事追加・更新が可能(CMS)

(4)についてはも、継続アップデートが見込める外部の有料テーマを利用することで、ご自身でアップデートするようにできます。

事業者の皆様には是非気を付けていただきたいと思います。

ただし、運用保守にも重要性はあります。それは

  1. PCがあまりにも苦手で記事更新ができない。
  2. WordPressにセキュリティ脆弱性の修正や機能改善があるため、定期的にWordpress本体やテーマをアップデートさせたい。
  3. 定期的にデータ分析をした上で、専門のライターによるコンテンツ追加を行いたい

といったケースです。このようなケースでは、運用保守契約を結ぶようにする方が良いでしょう。

なお、小規模事業者持続化補助金ではSEO対策費用は補助対象外となっていますので、お気を付けください。

スマホユーザーが半数以上を占める

「平成30年版 情報通信白書」によると、端末別のインターネット利用率は、「スマートフォン」(59.7%)となり、「パソコン」(52.5%)の利用率を上回っています。

実際に、B2C型の事業者のホームページでは、スマホの閲覧が7~8割以上となっている場合もあります。一方、B2B型の事業者ではパソコンの閲覧数がスマホの閲覧数を上回っている場合もありますが、スマホ利用が少ない訳ではありません。

Googleも「モバイルファーストインデックス」などモバイルによる閲覧傾向を見越した対策を打ち出していますので、利用者が見やすいページを作るという意味だけでなく、検索順位を上げるという意味でも、モバイル対応は必須と言えるでしょう

効果の高いホームページを制作したい場合は?

効果の高い、つまり売上高に直結するホームページには

  1. 近年の技術的トレンド(SSL対応、モバイル対応など)をキャッチアップしている
  2. 商品やサービスを簡潔かつ魅力的に発信できている
  3. コンテンツの品質が高く、戦略的に作ったランディングページから検索流入がある

という3つの要素が必要です。

素人でも(1)(2)はセンス次第でなんとかなりますが、(3)についてはホームページの運営経験やマーケティング、SEOへの造詣が不可欠です。残念ながら事業者の方が自分でやるのはほぼ不可能でしょう。

専門のホームページ事業者ですらできているところは少ないと思います。

業者に任せてリニューアルした結果「検索圏外」になり、新規顧客の流入件数がゼロになったケースも見たことがあるくらいです。

ホームページを発注する際は慎重に事を運んでください。